3月7日 植え付け
昨年からやっているのが、秋じゃがいも向けの、ながさき黄金という品種。
今回、昨年11月に収穫した、30G程度の子芋を種芋に、春作で植え付けました。
高さ20㎝程度の畝をたて、株間30㎝、深さ10㎝程度に種芋を植え付けます。
種芋の間には、配合肥料(6-6-6)を1にぎり(30Gぐらい)、軽く混ぜました。
その後、種芋に土をかぶせ、穴もあけずに黒マルチをかぶせて、作業終了。
ダイソーの100円黒マルチを使っています。1作で捨てるので、コスパがいいです。
左のトンネルは、2月10日に植えたジャガイモ・マチルダの畝です。
3月27日 マルチを破って芽をだしてあげる。
マルチがこんもりと盛り上がってきました。ジャガイモの芽が出てきたようです。
マルチを破って芽を出してあげます。
4月に入ると、日中が暑くなる日がたまにあり、作業が遅れるとムレてしまって、
芽がダメになってしまう可能性があります。
この作業があまり遅くならないように毎年気にしています。
その後、まだ寒いので、不織布をかぶせました。
4月10日 あまり芽かきする必要がなかった
芽が出てから約2週間。かぶせていた不織布が、かなり盛り上がってきました。
芽が出そろい、葉っぱが大きくなってきました。
マチルダやシェリーに比べて、ヒョロッとした印象の見た目です。
芽欠きをして3本程度にする時期なのですが、あまりその必要がなかったです。
その後、かぶせていた不織布ははがしました。
5月4日 花がパラパラ咲く
順調に生育中です。紫色の花が咲きました。ですが、花は少なめ。
今年は他の品種も咲かなかったりで、全体的にあまり花が咲きません。
6月12日 収穫
先週、同じ日に植え付けたシェリーを収穫、1週間遅れで、樹が黄色くなりました。
収穫します。
せっかく大玉がとれた!と思ったのに、何者かに食べられたものが・・・。
調べてみると、コガネムシの幼虫による食害の可能性があるようです。残念!
収穫時、ウズラの卵よりも小さい芋は、ここで処分します。
チャコニンやソラニンといった毒素を含んでおり、食中毒リスクがあるので注意。
30G以上のものを回収、形のいい小芋は秋の種芋用にまわします。
ながさき黄金は休眠の浅い品種なので、春作でつながないと、秋用の種芋は確保できません。
畑では干してられないので、米袋に入れて回収、ベランダでトレーに並べます。
日陰で2日ほど乾かしています。
大きさにバラツキがある印象です。5株で3.5kg程度の収穫でした。
コガネムシの幼虫に食べられた分も加えれば、4kg以上はあったなぁ・・・。
ながさき黄金
*登録品種です。自家増殖して販売や譲渡すると、種苗法に触れるので要注意。
長崎県で育成された「インカのめざめ」から改良された品種です。
知ったきっかけは、秋じゃがいもで美味しい品種を探してたら、九州の知人からこんなのがあるよと紹介されたことから。
「インカのめざめ」譲りで中は黄色く、味が濃くて美味しい品種です!
ただ、秋じゃがいも向け品種で、芽が出るのが早いので、長期保存に不向き。
2ヶ月以内を目安で食べてしまった方がいいです。
栽培データ
植え付け:3/7 → 収穫:6/12
株間30㎝ 1列5株
*消毒なし
*元肥:豚ぷんを5㎡あたり1㎏、株間に配合肥料6-6-6を30G程度