週1回3時間!共働きの週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間の管理でラクしてガッチリ収穫を目指します。

【秋植えジャガイモ】 ながさき黄金の栽培記録

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9月12日 春収穫した小芋で芽が出たものを植え付け

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これは、6月に収穫したながさき黄金です。

休眠する期間が短いため、8月お盆頃には、残っていたイモから芽が出始めます。

調理しにくい小さめのものを選んで、種芋として流用しました。

30G程度のものでも、種芋として十分使えることは、すでにマチルダで検証済み。

▶ 【検証】30G程度の小さな種ジャガイモでも収穫できるのか?

 

高さ20㎝程度の畝をたて、株間30㎝、深さ10㎝程度に種芋を植え付けます。

種芋の間には、配合肥料(6-6-6)を1にぎり(30Gぐらい)、軽く混ぜました。

 

秋ジャガイモの植え付けで気を付けているのは、

① 種芋は切らないで丸ごと植える。(切り口から腐れやすいため)

② 芽が出たものを植える。(生育をスムーズにするため)

③ マルチはしない。(残暑でムレて腐りやすくなるリスクがあるため)

9月25日 順調に芽が出てきた

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腐ることなく順調に芽が出てきました。

10月2日 大きくなってきたので土寄せ

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芽数は元々3本前後で多くなかったので、芽欠き作業は特にしません。

なんか徒長しているような印象の草姿です。

日が短くなってきているのが原因なのでしょうか?

台風がきて回されると厄介なので、この後、土寄せをしました。

10月31日 順調に生育中 土寄せ

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順調に生育中です。小さな種芋でもこれだけ大きくなります。

秋はマルチをしていないので、意識していることは土寄せをおこなうことです。

 

土寄せ作業は、

① 土の中に空気が入りやすくなり生育がよくなる。

② 土を株元にかぶせることでイモが日焼け(青くなる)するのを防止する。

③ 台風対策で回されるのを少しでも防ぐ。

効果があります。

・・・と言っても、実際は、他の作業が目白押しなので、結構ほったらかし。

気づいたらやる程度になってしまっています。

12月4日 霜も降りてきたので収穫

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霜も降りてき始め、草姿が寒さでやられ始めてきました。収穫します!

 

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1株あたりの収穫量はこんな感じ。

だいたい100G程度の玉が4玉前後あって、小玉が数個というパターンです。

総量で500~600Gでしょうか?

 

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同じ作型で、シェリーも栽培しました。

シェリーが2株、ながさき黄金が11株で、全体の重量が7kg弱でした。

平均1株あたりの収穫量は500G程度でした。

 

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土寄せが甘かったので、一部日焼けして青くなったイモも出てしまいました。

だいたいウズラの卵よりも小さい芋、皮が緑色の芋は、畑で処分します。

チャコニンやソラニンといった毒素を含んでおり、食中毒リスクがあるからです。

出荷サイズのSサイズ(30G)以上を目安に持ち帰るようにしています。

 

収穫したら適当に土を払って、米袋に入れて回収。

自宅マンションのベランダ、日陰にトレーに並べて1日程度干しました。

この時期は乾燥しているし風もあるので、早く乾きました。

ながさき黄金

*登録品種。自家増殖して販売や譲渡すると、種苗法に触れるので注意。

▶ 種苗法の改正について(農林水産省)

 

長崎県で育成された「インカのめざめ」から改良された品種です。

「インカのめざめ」譲りで中は黄色く、味が濃くて美味しいです。

ただ、芽が出るのが早いので、長期保存に不向きです。

2ヶ月以内を目安で食べてしまった方がいいです。

栽培データ

植え付け:9/12 → 収穫:12/4

株間30㎝ 1列2株

*消毒なし。

*植え付け2週間前に、豚ぷんを5㎡あたり1㎏混和。

 株間に配合肥料6-6-6を30G程度(一握り)混和。

*週1回 多木有機液肥3号を株元に散布。

栽培を振り返って

ながさき黄金でも、春の方が収穫量が多いという結果になりました。

秋ジャガの栽培自体が、やはり春ほど収穫できないというのが結論です。

秋ジャガをこれまで、8月下旬に植え付けていたのですが、9月上旬の方が

芽が出てからの生育が断然スムーズでした。

来年以降は9月入ってから、芽のしっかり確認できるものを植え付けるのを

基本にしようと思います。

 

▼ ながさき黄金の春植えの栽培記録はコチラ。